訪問着
最高級の手描き京友禅/彩琳の訪問着
_SAIRIN HOMONGI
大切な節目や記念日に
人生の記憶に残る着物
時代を経ても変わらない彩琳の訪問着
訪問着について
訪問着は、色留袖の次に格の高い、おしゃれの要素を併せ持った準礼装の着物です。訪問着の用途としては、結婚式・披露宴やパーティ・お茶会、お子様のお宮参りや入学式・卒業式などのシーンで、お母様のお召し物として好適です。
訪問着は模様が胸・肩・袖・裾などにつながる絵羽模様(=ひとつの絵になった)になっており、未婚・既婚を問わずお召しいただけるお着物です。
明治時代には洋装のビジティングドレスと同格の”社交着”としても活躍しました。当時は公式な訪問用の社交着だったため、当時は三つ紋をつけましたが、現在は紋を省略することが多くなっています。
手描き京友禅の最高級・
彩琳の訪問着
彩琳/藤井寛の訪問着は、一人の職人が月に3枚しか制作できない京都の伝統的な技巧を凝らした手描き京友禅。『本物』でありながら正統的なフォーマルな訪問着から、現代のファッションの感性を持つ訪問着まで、幅広く揃えています。その魅力から皇室の方々や著名な方からもご愛用いただいているお着物です。
あなたの人生に寄り添う訪問着を
改まったシーンでは、その場にふさわしい装いが期待されます。
品格ある正統派の古典柄の装いや吉祥紋様の訪問着を着用することでメッセージや気持ちを表すことは、主催者や相手へ礼を尽くす意味にもなります。
控えめすぎず、派手になりすぎない正統派の万能な着物が訪問着です。
訪問着は、七五三、入学式・卒業式などお子様の行事で付き添うお母様の着物としても大変人気があります。慎み深く役割に徹したお母様の訪問着の装いは、上品な知性を際立て、優しくお子様を引き立てます。
お母様として装う時は淡色の袋帯がスタンダードで正統派に装うのがおすすめですが、濃い色の帯にすると重厚感が出てパーティなどにも適した装いになります。また、合わせる小物や帯によって、年齢も20代から30代・40代・50代・60代と、人生と共に長くお召しいただけます。
あなたの人生に寄り添う
彩琳の訪問着例
彩琳のトレードマーク「瑞雲」の訪問着
彩琳のトレードマークと言われる瑞雲(ずいうん)は、『良いことの予兆に出る雲』の意匠です。
瑞雲の訪問着は雲だけのシンプルな柄付けですが、繊細な色のグラデーションがとても美しく、職人が京都の技巧で1枚ずつ仕上げた手描き京友禅の訪問着は、人生と共に20代から60代まで長くお召しいただけます。また合わせる小物や帯によって、柔く優しい雰囲気や時にはスタイリッシュでクールなイメージにと、さまざまな表情を叶えます。
彩琳のトレードマーク
「瑞雲」の訪問着例
今の感性に響く主役の訪問着
晴れやかな嬉しい日の着物
華やいだ洗練されたコーディネートで生き生きとした社交スタイルを叶える訪問着です。
ホテルのランチやディナー、オペラなどの観劇、パーティやレセプション。社交や仕事の華やかな場で纏う訪問着は感性と知性がファッションの感性で表現できる、とっておきの一枚になります。
今の感性に響く
主役の彩琳訪問着例
最高級の訪問着の着こなし
高級クラスの訪問着は、帯は袋帯を合わすのが基本です。また、華美にならずに楽しめることで重ね衿(伊達衿)を合わせられることも多いです。
彩琳の訪問着は、彩琳で染めた伊達衿をおつけすることが可能で、お着物に一番合う色でかつお肌移りをさらによくする色をご提案します。
そのほか彩琳では、年齢やシーンなどを伺ってご希望の訪問着の装いに合う帯や小物もを取り揃え、コーディネートのご提案をいたします
訪問着と付け下げの違い
訪問着は絵羽模様(仮仕立てを行った後に下絵を描き、その下絵に沿って染められた模様)になっていますが、一方で付け下げは絵羽模様でなく、前後の身頃から袖の縫い目で模様がつながっていません。一般的に付け下げは身頃の柄がつながっっていませんが、彩琳の付け下げは身頃の柄がつながっているものが大半になります。
そのため付け下げは「訪問着を簡略化した着物」といえ、訪問着より気軽ですが小紋よりは格の高い着物となります。
緻密な技術と最高級の生地
訪問着の生地は縦糸4000本(通常、約3600本)の平糸で織る最高級品。重厚感と光沢が一目で伝わります。良い発色を生み、上品な色合いを醸し出すため、生地においても妥協を許さず厳選したものを使用しています。
白生地:彩の宴
色を一つ一つ作る
繊細な色味を表現し、1枚ごとに色を作ります。色は粉の染料を水に溶いて2時間以上火にかけ炊き込み、それを元に色合わせをしていきます。
作り出す色は無限です。振袖1枚に40〜50もの色が使われます。
色は粉の染料を水に溶いて2時間以上火にかけ炊き込み、それを元に色合わせをしていきます。
白生地をパレットに色を作ります。
染料の湿度と温度を保つための専用の保冷庫です。
彩琳独自の技術「よけ染め」
彩色された柄の地色部分を大小の刷毛で柄を浮かび上がらせるように除けながら手仕事で染める独自の技法です。
染料を生地に定着させるために独自の地入れ液で下染をする工程が必要になります。よけ染によってグラデーションや多色使いが可能となり、華やかで上品な作品が出来上がります。均一に濃淡のムラの無いように染めるには熟練の友禅技術が必要です。
熟練の友禅技術/よけ染め
刷毛での京友禅
通常の京友禅は筆を使用しますが、彩琳では刷毛を使って染めています。これは上質で、ぎっしり詰まった生地の一本一本の芯まで染めるため。
こうすることで、明るい色は鮮やかに、濃い色は深みを増して発色します。
大小さまざまな刷毛
さまざまな
伝統工芸の重なり
京友禅だけでなく、金彩や京縫い刺繡も希少な伝統工芸の職人の手仕事です。
彩琳の訪問着はこのような京都の伝統的な職人技術が集結して作られたものです。
手描き友禅の希少性
京友禅と呼ばれるものは、全て手仕事というわけではありません。 主流になりつつあるインクジェットの着物は染料を生地の表面に吹き付けて作られます。流行のデザインを取り入れられることも多いですが、複数反の商品が並行してマニュアルに沿ってプリントされるため、同じ商品が大量に生産されることが特徴です。 安価であるというメリットがありますが、人生の大切な節目は、人の手で作る良いものを着たい、娘や孫、その次の世代にも渡していける着物を探したいと考えられるかたもおられます。彩琳はこのような思いを叶えるための着物を製作しています。
手描き友禅の訪問着を
製作するのは「染匠」
彩琳は「染匠」と⾔われる京⼿描友禅の独特の職業を生業としています。
京友禅は意匠の考案から下絵、糊置き、引染、挿友禅、仕上げまで、14、15の⼯程に分かれており、各⼯程専⾨の職⼈が代々受け継がれた⾼い技術を駆使して作り上げます。意匠・デザインの考案から製品の完成まで統括して仕上げることが染匠の仕事です。彩琳は希少な自社工房と専属の職人を抱えており、独自の技術・意匠を継承しています。
手描き京友禅とは
手描き京友禅は、江戸時代に京都で生まれた技法です。
特徴は糸目(糊)を置くことで世界でも例のない多色使いが可能なことであり、絵画的な文様が特徴です。
糸目から友禅、そして金彩加工、刺繡に至るまで全て手仕事で仕上げられています。
様々な伝統工芸の技術が一枚に施されている芸術品と言えます。
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